詐術はやめませう、厚生労働省

年金改革、世代間なお格差・厚労省試算
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040224AT1F2301S23022004.html

 厚生労働省は23日、年金改革法案で負担と給付が世代・世帯別でどう変わるかの試算を公表した。
厚生年金モデル世帯(40年加入の会社員の夫と専業主婦)で、
本人が納めた保険料の何倍を老後に年金として受け取れるかを示す倍率は
1935年生まれ(現在69歳)の8.3倍に対し、1985年生まれ(同19歳)は2.3倍にとどまる。
※厚生年金の保険料率(現在は年収の13.58%を労使折半)

あのー、個人負担分のみを基準にで除算して倍率だしてますが、企業の負担分(本来人件費として払われるべきお金)を無視しないで下さい。
企業負担も考慮すると実質倍率は1935年生まれは4.15倍、1985年生まれは1.15倍となります。