日本は米国の「ミツグ」君
新生銀行(旧長銀)再上場、日本には徴税権がない http://www.asahi.com/money/aera/TKY200401270321.html 1210億円で旧長銀を取得したリップルウッド・ホールディングスは、 保有する13億5800万株の約32%に当たる4億4000万株を日本と海外で売却する計画。 再上場で時価総額は一兆円前後になりそうで、巨額の売却益が転がり込む。 良いことずくめのようだが、冷ややかな見方もある。 元米メリル・リンチ本社上席副社長の岩國哲人民主党衆院議員は言う。 「3兆6000億円もの公的資金という『持参金』に加え、 価値が2割減価すると政府に買い取りを求められる瑕疵(かし)担保特約という『おまけ』がつけば、 健康優良児に体質改善できる。 しかも、極めて安く売られたのに、再上場で得る何千億円という売却益は日本に徴税権がない」 リップルウッドは、ドイツ銀行やメロン銀行、UBSなどが出資する2つの投資組合を通じて、 新生銀行に出資した。 この投資組合は、日本の課税権が及ばないタックスヘイブンや税制優遇地域にあるため、 「濡れ手で粟」だというのだ。 参考 http://www.yorozubp.com/0003/000308.htm 八城政基 元エッソ石油取締役社長 会長兼社長 元シティコープ・EVP、シティコープ在日代表、 元シティコープ・ジャパン会長(非常勤) 新生銀行役員 D・ロックフェラー 元チェース・マンハッタン銀行会長